コミュ力が高い人が、実際にやっている三つのこと
話がうまいこととコミュ力は別物です。人と続く関係を持っている人が実際にやっている行動は、性格ではなく手順として説明できます。

「コミュ力が高い人」と聞いて思い浮かぶのは、たいてい話が面白い人です。でも実際に人間関係が続いている人を見ると、話のうまさはあまり関係がありません。
もっと地味で、真似できる行動をしています。三つに絞って書きます。
一つめ、話を終わらせない返し方をする
会話が止まる原因のほとんどは、内容ではなく返し方です。「そうなんですね」で受けると、そこで一区切りついてしまいます。
続く人は、受けたあとに材料を一つ足します。「そうなんですね、それいつからですか」「へえ、大変じゃないですか」。質問でなくても構いません。自分の側の一行を足すだけで、相手が次を話せます。
これは性格ではなく形です。人見知りでも、形としてなら使えます。
二つめ、名前と細部を覚えて、次に出す
二回目に会ったときに「この前の〇〇、どうなりました」と言えるかどうか。ここで差がつきます。
覚えているという事実そのものが、あなたを大事に扱っていますという合図になるからです。内容は大したことでなくていいのです。飼っている猫の名前でも、行くと言っていた店でも構いません。
記憶力の問題に見えますが、実際は関心の配り方の問題です。覚えられないのではなく、聞いている最中に別のことを考えている場合がほとんどです。
三つめ、切るときにきれいに切る
意外に思われますが、ここがいちばん効きます。
人と続く人は、続かない関係の終わらせ方がうまいのです。断るときに理由を短く言い、次の可能性を閉じない。「今回は無理ですが、また誘ってください」と言えるかどうか。
逆に、あいまいに引き延ばして自然消滅させる人は、そのたびに一つずつ関係を失います。本人は角を立てないようにしているつもりですが、相手には避けられたとして残ります。
話がうまい必要はない
この三つに、話術は一つも入っていません。返し方、記憶の出し方、断り方。全部あとから身につけられる形です。
逆に、話は面白いのに人が離れていく人もいます。たいてい、この三つのどれかが抜けています。
向き不向きは別にある
ただし、人といること自体で消耗する型の人はいます。その場合、行動の形を覚えても疲れはなくなりません。形を覚えることと、量を増やすことは分けて考えたほうが安全です。
自分がどちらの型なのかは、先に知っておくと予定の組み方が変わります。
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