HSS型HSPとは?特徴と、刺激を求めるのに疲れやすい理由
新しいことが好きなのに、出かけた翌日はぐったりする。HSS型HSPの意味、よく挙げられる特徴、ふつうのHSPとの違い、消耗しにくい過ごし方をまとめました。

新しい場所や人が好きで、誘われればつい行ってしまう。それなのに、帰ってくるとぐったりして、次の日は誰とも話したくない。
この「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」ような感覚の説明として、よく使われるのがHSS型HSPという言い方です。
HSSとHSP、それぞれの意味
二つの別の概念を組み合わせた言葉です。
- HSP(Highly Sensitive Person):刺激を深く受け取り、処理する気質。心理学者のエレイン・アーロン博士が提唱しました
- HSS(High Sensation Seeking):新しさや変化、刺激を強く求める傾向。心理学者のマービン・ザッカーマンが研究した「刺激希求性」という特性です
つまりHSS型HSPは、刺激を求める気持ちが強いのに、刺激を受け取りすぎてしまう人のことを指します。
アーロン博士自身も、HSPの中に刺激を求める傾向が強い人がいることに触れています。HSPのおよそ3割という説明がよく引用されます。
なお、どちらも病名や診断名ではありません。また「HSS型HSP」という組み合わせの呼び方は、学術的に確立した分類ではなく、自分を説明するための言葉として広まったものです。HSPそのものの説明はHSP(繊細さん)とはにまとめています。
よく挙げられる特徴
- 好奇心が強く、新しい場所・趣味・人に惹かれる
- 同じ毎日が続くと退屈で落ち着かない
- 予定を入れすぎて、あとで疲れ切る
- 人と会うのは好きだが、そのあと一人の時間がどうしても要る
- 思い切って行動するのに、細かいことでは悩み続ける
- 周りからは「明るい」「行動的」と見られるが、本人は消耗している
最後の点がいちばん大きな特徴です。外から見える姿と、内側の疲れ方が一致しません。そのため周りに理解されにくく、本人も「自分は繊細ではない」と思い込みやすくなります。
ふつうのHSPとの違い
HSPの多くは、刺激を減らす方向で心地よさを保ちます。人混みを避ける、予定を詰めない、静かな場所を選ぶ。
HSS型HSPは、その方法が合いません。刺激を減らしすぎると、今度は退屈が負荷になるからです。
- 刺激が多すぎる:疲れる
- 刺激が少なすぎる:退屈で落ち着かない
心地よい幅が狭く、そのうえ両側に壁がある状態です。だから「出かけて疲れる」と「家にいて退屈」を行き来しやすくなります。
疲れやすい理由
ブレーキが遅れて効く。 楽しんでいる最中は、刺激を求める側が前に出ています。疲れの信号はあとから届くので、気づいたときには限界を越えています。
予定を入れる自分と、こなす自分が違う。 予定を入れるのは元気なときの自分です。当日の自分の残り容量は計算に入っていません。
気づかれにくい。 行動的に見えるぶん、「疲れた」と言っても本気にされにくく、休むタイミングを逃します。
消耗しにくい過ごし方
予定と予定のあいだに空白を入れる。 刺激を減らすのではなく、刺激のあとに回復の時間をセットにします。楽しい予定ほど、翌日は軽くしておきます。
刺激の「量」ではなく「種類」を変える。 人の多い場所に行く代わりに、知らない道を散歩する、新しい本を読む。一人で受け取れる新しさなら、疲れ方がずっと小さくなります。
疲れのサインを決めておく。 返信が面倒になる、音がうるさく感じるなど、自分のサインを一つ決めておくと、ブレーキが遅れる前に気づけます。
まとめ
HSS型HSPは、刺激を求める傾向と、刺激に敏感な気質が同時にある状態を指す言い方です。疲れの原因は弱さではなく、心地よい幅が狭いことにあります。
刺激を避けるより、刺激と回復をセットにするほうが合っています。自分がどの場面で消耗しやすいのかは、具体的な場面から見ていくと整理しやすくなります。
生年月日と出生時間から、性格・恋愛・仕事・10年ごとの運の流れまで約20ページにまとめます。
無料で命式を出してみる →総合鑑定書を見る(1,980円)鑑定書は決済後およそ10分でPDFがメールに届きます · 会員登録なし