デレデレとは?ツンツンとの違いを整理する
ツンデレの前半と後半を、それぞれ単独で取り出した言葉がツンツンとデレデレです。二つの違いと、どちらも単独では長続きしにくい理由。

「ツンツン」と「デレデレ」は、並べて説明されることが多いわりに、それぞれの意味があいまいなまま使われています。
この二つは、ツンデレという言葉を前半と後半に割ったものだと考えるとわかりやすくなります。
デレデレとは
好意を隠さず、そのまま外に出している状態を指します。表情にも態度にも声にも出ます。
ツンデレとの違いははっきりしています。ツンデレは好意を一度隠してから漏らすのに対し、デレデレは最初から出したままです。隠す工程がありません。
だから受け取る側にとっては、いちばんわかりやすい型です。誤解が起きにくく、関係の入り口では強みになります。
ツンツンとは
逆に、とげのある態度だけが出ている状態です。
ここで注意したいのは、ツンツンはツンデレではないということです。ツンデレが成立するには、とげが照れ隠しとして機能していて、後からデレが出る必要があります。デレが出てこないなら、それは単に態度が固いだけです。
ネット上ではこの二つがよく混同されますが、受け取る側の体験はまるで違います。ツンデレは「あとで報われる」ものですが、ツンツンにはその後半がありません。
どちらも単独だと長続きしにくい
面白いのは、この二つがどちらも持続しづらいという点です。
デレデレは、出し続けていると相手の側で価値が下がります。いつでも手に入るものは、当たり前の背景になります。本人は何も変えていないのに、同じ言葉が同じだけ届かなくなります。
ツンツンは、報われる瞬間がないので相手が先に離れます。こちらが距離を測っている間に、相手が測るのをやめてしまいます。
ツンデレという言葉がこれだけ広まったのは、この二つを交互に出す形がいちばん記憶に残るからでしょう。落差が情報になるのです。
実際の人は、場面で切り替えている
ただし現実の人は、どれか一つに固定されているわけではありません。
相手によって、関係の段階によって、その日の余裕によって出方が変わります。職場ではツンツンに見える人が、家ではデレデレということも普通にあります。
だから「自分はどのタイプか」を一つに決めるより、どの場面でどちらが出やすいかを見るほうが実用的です。
まとめ
デレデレは好意をそのまま出す型、ツンツンはとげだけが出ている型。ツンデレはその両方を順番に出す型です。
自分がどの出方をしやすいのかは、場面ごとに分けて見ると意外とはっきりします。
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