動物にたとえる診断が、動物占いと違うところ
生年月日から動物を決めるのが動物占い。質問への答えから決めるのがこの診断です。同じ「動物」でも、当たったと感じる理由がまったく違います。
「あなたを動物に例えると」と聞くと、多くの人がまず動物占いを思い浮かべます。名前が似ているので当然なのですが、中身はかなり違います。そしてこの違いは、結果をどう使えるかに直結します。
決め方が逆になっている
動物占いは生年月日から動物を出します。生まれた日が同じなら、誰でも同じ動物になります。変わりようがないのが利点で、変えられないのが弱点です。
この診断は逆で、十二の質問への答えから動物を決めます。生年月日は使いません。ですから、五年後にやり直すと違う動物が出ることがあります。それは診断が壊れているのではなく、あなたが変わったという記録です。
どちらが優れているという話ではありません。生まれ持ったものを見たいなら前者、いまの自分の動き方を見たいなら後者、という使い分けになります。
見ているのは性格ではなく「動き方」
この診断が測っているのは三つだけです。
- 速さ — 先に動くのか、読み切ってから動くのか
- 居場所 — 人の中で回復するのか、ひとりで回復するのか
- 伝え方 — 言葉で出すのか、行動で見せるのか
性格を良い悪いで測っていません。どう動くかだけを見ています。だから結果を読んでも、褒められた気にも責められた気にもならないはずです。代わりに「たしかにそう動いている」という感覚が残ります。
この三つを選んだのは、他人があなたを扱うときに実際に必要になる情報がここだからです。趣味や長所より、こちらのほうがずっと役に立ちます。
速い動物が偉いわけではない
イルカやタカのような速い動物が出ると得をした気になり、カメが出るとがっかりする人がいます。これは比べる期間を間違えています。
短距離では、速い型が必ず勝ちます。ところが比べる期間を十年にすると順位が入れ替わります。 始めた人の九割が消えたあとも同じ場所にいる、というのは速さでは絶対に手に入らない性質です。
逆もあります。ためる型の人が「自分は動き出しが遅い」と悩みますが、遅いのではなく読み切ってから一度で動いているだけです。動き出す前の時間は、止まっているのではなく助走しています。
群れる型とひとりの型は、どちらも回復している
いちばん誤解されやすいのが居場所の軸です。ひとりを選ぶ人が「自分は社交的でない」と受け取り、群れを選ぶ人が「自分は一人でいられない」と受け取ります。
どちらも違います。これは充電の方式の違いでしかありません。人といると充電される人と、人といると消費される人がいる。それだけです。
消費する側の人が三日連続で予定を入れたら、四日目を空ける。充電する側の人が一週間ひとりでいたら、誰かに会う。方式が分かっていれば、対策はこれくらい単純になります。
相性は「同じ動物」ではない
結果ページには相性のいい動物と、気をつけたい動物が出ます。ここで多いのが「同じ動物どうしが一番いいのでは」という誤解です。
実際には、同じ型どうしはぶつかりやすい組み合わせです。フクロウとシカはどちらも黙るので、誰も話を切り出しません。タカとウマはどちらも先に行くので、途中で二手に分かれます。
うまくいくのは、一つだけずれている相手です。 全部違うと言葉が通じず、全部同じだと欠けている部分が両方とも埋まりません。結果ページの相性は、この「一つずれ」で選んであります。
出た動物をどう使うか
いちばん実用的な使い方は、一緒に働く人・一緒に住む人に結果を見せることです。
「私はためる型なので、返事が遅くても考えていないわけではない」 「私は群れる型なので、一人にされるとしぼみます」
この二行が先に共有されているだけで、誤解のかなりの部分が起きる前に消えます。当たったかどうかより、説明の手間が減ることのほうが値打ちがあります。